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猫城主さんじゅーろー児童書に 備中松山城で著者招き出版発表会

さんじゅーろーと共に完成した児童書を披露する著者の西松さん(右)
さんじゅーろーと共に完成した児童書を披露する著者の西松さん(右)
 備中松山城(高梁市内山下)の“猫城主”として人気を集める雄猫・さんじゅーろーの城主就任までを描いた児童書が完成し、22日、著者の西松宏さん(53)=福岡市=を城に招いた出版発表会(高梁市観光協会主催)が開かれた。

 題名は「備中松山城 猫城主 さんじゅーろー」。市内に大きな被害をもたらした昨夏の西日本豪雨後、城にすみ着いて評判になり、豪雨の影響で激減した入城客の回復に貢献したことや、11月に起こした失踪騒動などの出来事を、愛らしい姿の写真をふんだんに交えて紹介している。

 児童書作家で写真家でもある西松さんは本紙報道などでさんじゅーろーを知り、今年2月から取材を重ねてきた。発表会では、既に販売した本の売り上げの一部を市観光協会に寄付。さんじゅーろーも同席し、山積みされた本の前に寝そべり、満足げに目を細めた。

 西松さんは「1匹の猫が多くの人に癒やしを与えたことに心を引かれた。夏休みを迎えた子どもたちに読んでもらい、高梁市や備中松山城のPRにも役立てれば」と話した。

 A5判、136ページ。1512円。問い合わせはハート出版(03―3590―6077)。

(2019年07月22日 21時46分 更新)

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