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参院選岡山は石井氏が再選果たす 広島は森本、河井氏 香川は三宅氏

石井正弘氏
石井正弘氏
森本真治氏
森本真治氏
河井案里氏
河井案里氏
三宅伸吾氏
三宅伸吾氏
 第25回参院選は21日、投開票された。安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」は3分の2議席を割った。 

 岡山、広島、香川の3県でも即日開票され、与野党が候補を絞って対決した岡山選挙区(改選数1)と香川選挙区(同)では自民現職が野党統一候補を退けた。広島選挙区(改選数2)では初の議席独占を狙った自民のうち、新人が初陣を飾り、現職は敗退。野党系の無所属現職は議席を死守した。

 岡山は、自民現職の石井正弘氏(73)が再選を果たした。自民は同選挙区で2013、16年に続く3連勝で、県内選挙区の衆参7議席独占を維持した。

 石井氏は、元知事の高い知名度を生かし、自民、公明の国会議員や地方議員らの全面支援を受けて幅広い支持を集めた。アベノミクスの成果や人口減少対策など与党の実績を訴え、自民、公明支持層に加えて、無党派層にも浸透した。

 立憲民主新人の原田謙介氏(33)は若さを前面に掲げ、国民民主、共産、社民と連携して議席奪取を狙ったが届かなかった。諸派新人の越智寛之氏(45)は広がらなかった。

 7人が争った広島は野党3党が推した無所属現職の森本真治氏(46)が再選を決めた。自民は新人の河井案里氏(45)が初当選、現職の溝手顕正氏(76)は6選を逃した。

 国民から無所属に切り替えて臨んだ森本氏は立民、国民、社民の推薦を受け政権批判票を取り込んだ。河井氏は、党本部の支援で党支持層や推薦を得た公明支持層に浸透。溝手氏は党県連の支援を受けたが、伸びを欠いた。共産新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の加陽輝実氏(69)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、諸派新人の泉安政氏(66)は及ばなかった。

 香川は、自民現職の三宅伸吾氏(57)が、無所属新人の尾田美和子氏(46)ら2人を破り、再選を決めた。

 三宅氏は景気回復をテーマにした1期目の経験を強調し、与党の組織力を生かして浸透した。尾田氏は、立民、国民、社民の推薦を受けたが、出馬表明が4月と遅れたこともあって伸ばしきれなかった。諸派新人の田中邦明氏(46)は広がりを欠いた。

(2019年07月22日 01時51分 更新)

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