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「引きこもり」経験者が体験語る 岡山で支援の在り方考える会

引きこもりの体験を話す3人
引きこもりの体験を話す3人
 中年層を中心とする引きこもりの人や親たちでつくる「市民の会エスポワール岡山」は21日、引きこもりを経験した県内外の3人を招き、自立のきっかけや支援の在り方について考える会を岡山市内で開いた。3人は、社会との接点を持たせてくれた周囲への感謝などを語った。

 18歳から12年間引きこもっていたAさん(49)=京都府=は、母親の家族会への参加が外に出る契機になったと紹介。「母を通して安心できる居場所があることを知った。社会につないでくれた母に感謝している」と話した。

 心身の不調から40代の約7年間を自宅で過ごしたBさん(49)=新見市=は「さまざまな人に助けられた。社会と関わるいろんなパイプを持ってほしい」と引きこもり当事者や家族へメッセージを送った。20代後半から10年余り家にこもっていたCさん(45)=兵庫県=は「親の老いに恐怖を感じ、外に出ようと決意した」と自立への転換点を振り返った。

 3人は、引きこもり当事者が50代、親が80代で困窮する「8050問題」をテーマに、親など10人の参加者と意見交換もした。

(2019年07月22日 08時56分 更新)

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