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参院選、21日に投票 岡山選挙区など、しのぎ削る

 第25回参院選は21日に投票日を迎える。6年半を超えた安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に対し、有権者の中間評価が示される。

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 岡山選挙区(改選数1)は、自民現職の石井正弘氏(73)、立憲民主新人の原田謙介氏(33)、諸派で「NHKから国民を守る党」新人の越智寛之氏(45)の3人が争う。

 連立政権の枠組みで戦う与党と、候補を一本化した野党が全面対決する構図。互いに勢力を結集して、激しくしのぎを削る。

 石井氏はアベノミクスの成果や人口減少対策の推進をアピールし、自公政権の継続を訴える。知事を4期務めた知名度と、地域に張り巡らせた党組織を基盤に支持拡大を図る。原田氏は共闘する国民民主、社民、共産や連合岡山の支援で運動を展開。若さを前面に押し出し、教育や子育て支援の充実などを掲げて政治の転換を主張している。

 広島選挙区(改選数2)は、自民新人の河井案里氏(45)、諸派で「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、共産新人の高見篤己氏(67)、諸派で「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)、無所属現職の森本真治氏(46)、自民現職の溝手顕正氏(76)の7人が入り乱れる。議席独占を狙う自民の現新2人と、野党系の無所属現職が熾烈(しれつ)な議席争いを演じる。

 河井氏は多様な働き方が選べる仕組みづくりを主張。高見氏は憲法9条に基づく平和外交の推進を訴える。森本氏は消費税増税中止や核兵器禁止などが政策の柱。溝手氏は防災・減災対策の充実を前面に掲げる。

 香川選挙区(改選数1)は、無所属新人の尾田美和子氏(46)、自民現職の三宅伸吾氏(57)、諸派で「NHKから国民を守る党」新人の田中邦明氏(46)の3人の戦い。

 事実上の与野党一騎打ち。尾田氏は野党統一候補で、労働団体が支援する。中小、零細企業振興を訴えの柱とし、街頭活動を通じ無党派層への浸透を図る。三宅氏は景気回復をテーマに取り組んだ1期目の活動を強調。経済活性化を掲げ、与党の組織力を生かして票固めを進める。

(2019年07月20日 09時34分 更新)

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