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豪雨被害の真備分署が26日再開 玉島消防署、機能を強化

復旧工事がほぼ終わり、26日に業務を再開する玉島消防署真備分署
復旧工事がほぼ終わり、26日に業務を再開する玉島消防署真備分署
 西日本豪雨で浸水被害に遭った玉島消防署真備分署(倉敷市真備町有井)の復旧工事がほぼ終わり、26日から元の場所で再開する。同程度の水害に見舞われても72時間は業務を続けられるよう、非常用発電機の燃料タンクを新たに設けるなど機能強化を図った。

 真備分署(鉄筋コンクリート2階延べ606平方メートル)は昨夏の豪雨で、2階の床上約1メートルまで浸水。1階にあった通信指令や非常用発電の各設備は水没し、隊員約20人は屋上に取り残された。真備地区全域を管轄しながら、救助活動の最前線として役割を果たせなかった。

 これらの課題を踏まえ、復旧に当たっては初動対応が適切に行えるように改良した。

 要救助者の生存率が急速に下がるとされる「発生から72時間」は活動できるよう、豪雨で水没を免れた車庫屋上に非常用発電機を置き、燃料タンクを新たに設置。通信指令設備や気象観測装置、受電盤は2階の床上1メートル以上の位置に移した。室内への浸水を防ぐため、階段に止水板をはめ込める設備を加えた。施設復旧費は1億2千万円。

 被災後は市真備支所隣の真備保健福祉会館内の仮設分署で業務に当たってきた。市消防局は「今後は万全の体制で市民の安全安心に貢献したい」としている。

(2019年07月20日 13時48分 更新)

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