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瀬戸内国際芸術祭夏会期が開幕 多彩な新作 アートとの出合い満喫

うちわの骨で彩った広場で、作家西堀隆史さん(左)と談笑するアートファンら=高松市
うちわの骨で彩った広場で、作家西堀隆史さん(左)と談笑するアートファンら=高松市
宇野港にお目見えした“鋼のオブジェ”を楽しむ人たち
宇野港にお目見えした“鋼のオブジェ”を楽しむ人たち
 岡山、香川両県の島や港をアートで彩る「瀬戸内国際芸術祭2019」(香川県などでつくる実行委主催)の夏会期が19日始まった。多彩な新作を目当てに、早速若者や女性グループらが繰り出し、アートとの出合いを楽しんだ。

 夏会期は8月25日までの38日間。犬島(岡山市)、宇野港(玉野市)、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港(いずれも香川県)を会場に、春会期を上回る174件の作品・イベントを展開する。

 高松港近くの北浜エリアには、讃岐の特産品をアート作品にした「北浜の小さな香川ギャラリー」がお目見えした。庵治石のシャンデリアや香川漆芸など6作品を展示している。

 このうち、西堀隆史さんの「うちわの骨の広場」は、瀬戸内海の潮の流れを表現したという屋外作品。丸亀特産うちわの“骨”約6千枚が生み出す迫力に、北海道江別市の会社員女性(42)は「意外な素材が魅力ある空間をつくり、とても印象的」と驚いていた。

 宇野港では、国際的に活躍する美術家原口典之さんがH鋼を斜めや水平に配した“鋼のオブジェ”を披露。英国から訪れた会社員男性(31)は「電車で港についた途端に迫力ある作品に迎えられ、気分が上がりました。3日間、島巡りを楽しみます」と話していた。

(2019年07月19日 23時41分 更新)

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