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ど根性ひまわり子孫 被災地に開花 浸水被害の矢掛・中川小

大輪の花をつけた「ど根性ひまわり」の子孫
大輪の花をつけた「ど根性ひまわり」の子孫
 東日本大震災の被災地、宮城県石巻市でがれきの中に咲いた「ど根性ひまわり」の子孫のヒマワリが、西日本豪雨で浸水被害を受けた岡山県矢掛町本堀の中川小で花をつけた。児童たちを勇気づけるかのように、たくましく大輪の花を開いた。

 ど根性ひまわりの子孫の種は、震災の記憶をつないでいくため、全国各地に届けられている。同小には今年2月、同県勝央町の「花セラピスト」野上美香さん(52)と夫の和宏さん(56)が知人から譲り受けた“9代目”の種を届け、4月に児童と共に校門付近の花壇などに植えた。

 児童や地域住民が水やりや草取りなどを続け、約250本のヒマワリが高さ2メートル余りにまで成長、7月初めに花をつけ始めた。6年女児(12)は「ぐんぐん伸びる様子を毎朝観察していた。心の支えになってくれた」といい、美香さんは「今年採れた種を植えてヒマワリを増やし、復興への思いをより強くしてほしい」と話している。

(2019年07月18日 22時56分 更新)

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