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ギャルみこし 真備でにぎわいを 津山から譲渡、27日お披露目

倉敷市真備町地区の団体に贈るみこしをトラックに積み込む関係者
倉敷市真備町地区の団体に贈るみこしをトラックに積み込む関係者
 かつて女性が担いで津山市中心部の商店街を盛り上げた「ギャルみこし」が、西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区で新たな“人生”を送ることになった。津山市内で18日、同地区の住民らの団体に引き渡された。

 みこしは、約50年前に津山市商店街連盟が業者に頼んで作製。商店街などで使われ、5年ほど前に使命を終えた。展示していた建物が移転により手狭になるため、譲渡先を探していた。

 9日付本紙で紹介されると、管理する「津山街づくり倶楽部」には10日までに岡山、玉野、新見市をはじめ、山形県内からも譲渡を求める電話があった。計7件の申し出のうち「災害からの復興に役立ててほしい」と真備町地区に贈ることを決めた。

 譲渡先は住民ら約1200人でつくる「り災者の会」。復興の新たなシンボルとして使いたいと応募した。この日、メンバーが津山市中心部の商店街で行われた復興祈願の神事に臨み、鏡野町の建設業者などから義援金計約11万円も受け取った。

 吉田勤会長(73)は「豪雨被害で約7千人が真備町地区を出たまま。にぎわいを取り戻すためにも地区内の祭りで元気いっぱいに練りたい」と話している。

 みこしは、27日に真備町川辺である夏祭りで初お披露目される予定。

(2019年07月18日 22時41分 更新)

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