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渡辺三段が呉五段破り挑戦権獲得 第63期関西棋院第一位決定戦

呉五段との対局後、戦いを振り返る渡辺三段(左)
呉五段との対局後、戦いを振り返る渡辺三段(左)
 囲碁の山陽新聞杯第63期関西棋院第一位決定戦(山陽新聞社主催)の挑戦者決定トーナメント決勝が17日、大阪市の同棋院であり、渡辺貢規三段(22)が呉柏毅五段(23)を破り、余正麒第一位(24)への挑戦権を獲得した。

 決勝に初めて進出した若手同士の対局。渡辺三段は256手までで白番5目半勝ちを収めた。呉五段が序盤に先行し、積極的に戦いを仕掛けたが、渡辺三段が中盤の攻防を制して逆転し、逃げ切った。各3時間持ちで残りは呉五段1分、渡辺三段4分だった。

 渡辺三段は、手厚い打ち回しで、後半に追い上げる棋風。2014年に関西棋院賞の新人賞を受賞した。トーナメントでは、村川大介十段(28)らを破り、勝ち上がった。余第一位との挑戦手合3番勝負は8月下旬か9月上旬に始まる予定。渡辺三段は「余第一位は関西棋院を代表する強豪の一人。全力を出し切って戦いたい」と話した。

 第一位決定戦は1957年に始まった伝統の棋戦。今回のトーナメントは32人が出場し、昨年10月から熱戦を繰り広げた。

(2019年07月17日 21時18分 更新)

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