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赤磐の田計珠実さん“泥アート”展 19日から2会場で300点

個展に向けて作品の出来を確認する田計さん(左)と〓口さん
個展に向けて作品の出来を確認する田計さん(左)と〓口さん
 「泥」を素材に、感じるまま、思うがままに造形したユニークなアートに取り組んでいる美術作家田計珠実(でんけい・たまみ)さん(31)=赤磐市=の個展が19日から、自宅兼ギャラリーなど市内2会場で開かれる。泥を丸めたり、薄く延ばしたりして焼き固めた計約300点を並べ、独特な世界観を演出する。8月3日まで。

 田計さんは京都市出身。大学で現代美術を学び、「子どもの泥遊びのように造形する楽しさを追求したい」と“泥アート”を着想した。2013年から備前市内の備前焼窯元で腕を磨いた後、17年にデザイナーの夫・〓口真規さん(32)と赤磐に移住。昨年7月、古民家を改装した自宅兼ギャラリー「ねっこからとべ」を開設した。(〓は木ヘンに「通」)

 展示作品は、赤磐の山林などから所有者の許可を得て持ち帰った粘土質の泥で制作。球や板状のほか、握りつぶしたり、指で穴を開けたりと、その形はさまざま。野焼きして仕上げているため、火加減のむらも一つ一つに異なる風合いを与えている。

 田計さんは「縄文土器のような原始的でシンプルな製法を試してみた。泥が生み出すチャーミングな“表情”を楽しんでほしい」と話している。

 会場は自宅兼ギャラリーと、近くのカフェ「momotose(ももとせ)」(同市惣分)。いずれも月、火、金、土曜日の午前11時~午後5時。問い合わせは〓口さん(090―7877―8538)。

(2019年07月18日 11時48分 更新)

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