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玉野の温玉めし風味の「柿の種」 特産品協議会が扱う小売店募集

たまの温玉めし風味の柿の種
たまの温玉めし風味の柿の種
 ロングセラー商品「亀田の柿の種」で、玉野のご当地グルメが味わえる!?。甘辛く炒めたアナゴ入りご飯に、温泉卵を載せた「たまの温玉めし」を全国へ発信しようと、官民一体で温玉めし風味の柿の種実現を目指すプロジェクトが大詰めを迎えた。試食品の評価も上々で、商品を扱う小売店を募集している。

 プロジェクトは今年2月から、玉野市や市観光協会でつくる市特産品協議会が推進。土産商品として各地の味覚を再現した柿の種などを販売している亀田製菓(新潟市)のグループ企業「アジカル」と協力し、温玉めしの売りの「香ばしいアナゴの風味」を目指して開発した。

 11日は築港の産業振興ビルで、市内に店舗を置く食品スーパーなど4事業者を集めて説明会を実施。柿の種の味は温玉めしのたれをベースにしている点や、5千袋を販売する計画を紹介し、事務局の市商工観光課の藤原記子参事が商品を扱ってくれるよう要望した。

 試食したわたなべ生鮮館(岡山市)の森川博文商品部長は「ピリ辛ではなく少し甘めで、ほんのりと魚介の風味が感じられる珍しい味わい。柿の種は老若男女に好かれており、前向きに考えたい」と話していた。

 アジカルはこれまで、関西のたこ焼ソース風味や東北の牛たん風味、四国の讃岐うどん風味など、主に中国地方や近畿地方といった大きな地方単位で柿の種を生み出してきた。たまの温玉めしのように自治体レベルでのご当地グルメを活用した開発は初めての試み。

 同社の田村信一社長は「非常に“とがった”この取り組みが成功すれば、新たなビジネスチャンスとなる。玉野全体でぜひ盛り上げてほしい」と協力を呼び掛けた。協議会としては年内に発売したい考え。問い合わせは市商工観光課(0863―33―5005)。

 たまの温玉めしは2010年、市特産品協議会が、地域を代表する「食」を生み出そうとレシピを公募して生まれた。海の幸を使ったご当地グルメの祭典「みなとオアシスSea級グルメ全国大会」で、最高賞のグランプリに4度輝いている。

(2019年07月16日 15時44分 更新)

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