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参院選、最後の日曜で懸命PR 雨の中票の掘り起こしへ全力

選挙カーから支持を訴える石井候補=岡山市南区(写真左)と、握手で支援を呼び掛ける原田候補=岡山市東区
選挙カーから支持を訴える石井候補=岡山市南区(写真左)と、握手で支援を呼び掛ける原田候補=岡山市東区
 参院選は14日、選挙戦で最後の日曜となった。岡山、広島、香川の3選挙区では候補者たちが、断続的な雨をものともせず、買い物客でにぎわう商業施設周辺で街頭演説をしたり、住宅街を回って名前を連呼したりと、21日の投票に向け懸命のアピールを繰り広げた。

 事実上の与野党一騎打ちとなっている岡山選挙区(改選数1)の主要2候補はこの日、県都・岡山市に絞って遊説。両陣営とも無党派層の取り込みが勝負の鍵とみており、支援を受ける各党とも連携して票の掘り起こしに全力を注いだ。

 再選を目指す自民現職の石井正弘氏(73)は午前中、党国会議員や県議、公明県議らと岡山市南区を選挙カーで回り、短時間のスポット演説を繰り返した。商業施設前では買い物客らに向かって「地方創生に向け税制、予算面から政策を進める」と訴えた。

 昼すぎには同市東区の寺院で個人演説会を開催。昨年の西日本豪雨で同区でも甚大な被害が出たことを踏まえて「復旧と復興を急ぐとともに防災・減災を進める。危ない箇所を事前に点検し、国土強靱(きょうじん)化に取り組みたい」と力を込めた。地元選出で閣僚の党衆院議員は「安定した政権が政治の第一だ」と自公政権継続へ支持を呼び掛けた。

 立憲民主新人の原田謙介氏(33)は午前中、共闘する国民民主の国会議員や連合系の県議、市議らと同市東区に選挙カーを走らせた。細い路地まで乗り入れ「野党統一候補、33歳。古い政治と対決しよう」と連呼。支援者を見つけては駆け寄って握手した。

 午後は同区内の多目的ホールで個人演説会を開き、「消費税増税はより格差を広げる制度だ。法人税の在り方を見直し、普通の人に豊かさを届けたい」と政治の転換を主張。国民の国会議員は「あと1週間。皆さんの力で押し上げてほしい」と支援を求めた。その後は市中心部の大型商業施設前の地下道に移り、若者らに握手で売り込んだ。

 同選挙区には諸派の「NHKから国民を守る党」新人の越智寛之氏(45)も立候補している。

 7人が争う広島選挙区(改選数2)、3人が立つ香川選挙区(改選数1)でも与野党が激しい得票争いを演じている。

(2019年07月14日 23時40分 更新)

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