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県立高校入試平均点が過去最低に 一般54.4点、特別52.4点

県立高校入試平均点が過去最低に 一般54.4点、特別52.4点
 岡山県教委は、今春行った県立高校入試の学力検査の結果をまとめた。平均点は一般入試の5教科が54・4点(前年度55・8点)、特別入試の3教科が52・4点(同57・2点)で、いずれも現行の入試制度となった2014年度以降、最低となった。県総合教育センターは「思考力、判断力、表現力を見るため、応用問題を増やしたことが要因」と分析している。

 一般入試は全日制50校を8494人が受験した。教科別平均点は最も低かったのが社会の51・6点で、最高は数学の60・7点。国語54・3点、理科53・1点、英語52・4点だった。特別入試は全日制41校を7248人が受け、国語60・1点、数学47・9点、英語49・2点だった。いずれも作問時の想定は60点としていた。

 記述式問題で答えを書かない無答率は一般14・5%(前年度13・4%)、特別21・2%(同18・5%)と2年連続で上がった。数学で図形や関数を融合させて解答までの過程を書かせる問題、英語の会話文を成立させる穴埋めで「5語以上」の長い語数条件を提示した問題が、ともに無答率52・0%に上った。

 同センターは「表現力を身に付けられるよう、自分の考えや解答までの過程を書くことを重視した授業をしていかなければならない」としている。

 県教委は授業改善に役立ててもらうため、結果や課題をまとめた冊子を県内の全中学校と公立高校に配布。県立図書館(岡山市北区丸の内)などでも閲覧ができる。

(2019年07月11日 21時33分 更新)

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