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奈義町社協が初のVC運営訓練 被災者のニーズつかみ派遣先調整

被災者のニーズの聞き取りなどした災害VCの設置訓練
被災者のニーズの聞き取りなどした災害VCの設置訓練
 奈義町社会福祉協議会(岡山県奈義町)は7日、同町豊沢の町文化センターで災害ボランティアセンター(VC)の運営訓練を初めて開催。ボランティアの受け入れや派遣先の調整、被災者ニーズとのマッチングなどを確認した。

 訓練は、震度6強を観測する地震が発生し21人が死亡、家屋約200軒が倒壊したとの想定。町民や社協職員ら約40人が参加。VCスタッフ、被災者、ボランティアの3者に分かれて訓練をした。

 スタッフ役は「屋根に木が倒れかかっている」「家の中がぐちゃぐちゃで片付けを手伝ってほしい」といった被災者のニーズを聞き取り、ボランティアに引き継いでいた。

 東日本大震災などでVCの運営に携わった日野ボランティア・ネットワーク(鳥取県)の森本智喜さん(51)が講師を務め、スタッフは受け付けやニーズ把握、救護など、役割がいくつにも分かれることを説明。「ボランティアは与えられた役割にこだわらず、人手の足りない所を手伝うなど臨機応変に対応してほしい」と助言した。

 町社協の延安照夫事務局長は「今後も町民と連携した訓練を続けていきたい」と話していた。

(2019年07月11日 18時51分 更新)

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