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参院選岡山選挙区候補者アンケート〈中〉 安全保障/議員定数/年金制度/原発政策

(左から)石井正弘氏、原田謙介氏、越智寛之氏
(左から)石井正弘氏、原田謙介氏、越智寛之氏
 (届け出順、敬称略。原則として各候補からの回答を原文のまま掲載しています)

安全保障▶防衛力はさらなる強化を図るべきだ


石井正弘(自民・現)

 わが国を取り巻く国際情勢は大きく変化しており、状況にあった防衛体制の刷新・整備が求められている。あくまでも日米同盟を基本とし、国際間の協調・平和主義を第一としなければならない。

原田謙介(立民・新)

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 日米同盟は外交政策の基本だが集団的自衛権の行使を認めた安全保障法制の下では、海外の紛争に巻き込まれる恐れが高まる。近隣諸国との関係改善という外交努力で、防衛力だけに頼らない安全保障政策を進めるべきだ。

越智寛之(諸派・新)

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 防衛力を強化すれば近隣も強化してくるのは明白です。不戦国家の日本としては、自衛の力は備えていても過剰な力は不要と考えます。私は国家間の外交交渉によってのみ平和は実現されると信じています。

議員定数▶参院議員の定数は減らすべきだ


石井正弘(自民・現)

 議員定数は抑制されるべきであるが、1票の格差の問題に対し人口の少ない県の声が政治に反映されにくくなる。参議院は広域自治体の声を国政に反映する性格も求められており、それを満たす定数は必要と考える。

原田謙介(立民・新)

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 解散がなく6年の任期で腰を落ち着けて中長期的な政策に取り組める参院の役割は重要だ。国政に国民の多様な民意を反映させるためには国民の代表である議員を減らすべきではなく歳費削減などで総費用を減らすべきだ。

越智寛之(諸派・新)
  

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 国会議員の待遇を3分の1にして国会議員を3倍に増やすべきです。いま日本に必要なのは革新を行える議員です。優秀な人材を見つけるには分母を大きくして少しでも優秀な議員が誕生する土壌を育成することです。

年金制度▶現行の公的年金制度で老後の安心は確保できる


石井正弘(自民・現)

 公的年金は老後の生活を支える柱として将来にわたり持続可能な制度を確保しており、医療・介護等社会保障制度が全体としてセーフティーネット機能を果たしている。さらに低年金者向け「支援給付金」を予定している。

原田謙介(立民・新)

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 少子高齢化が一層進む中では、現行の賦課方式の年金制度はいずれ限界が来る。若い世代の年金制度への信頼を取り戻すためにも、公費投入も含めて、持続可能な年金制度への抜本的改革に与野党を超えて取り組むべきだ。

越智寛之(諸派・新)

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 日本年金機構が毎年支払った総額と徴収した総額の情報を見つけられず判断つかないです。徴収した金額や支払った金額、運用資産残高といった情報がないままで今の年金が維持可能かどうかを判断するのは無理です。

原発政策▶原発の再稼働を進めるべきだ


石井正弘(自民・現)

 安定的な電力確保のため、厳しい規制基準を満たした原子力発電所については地元の理解の下、稼働を認める。将来的には環境保全に適した再生可能エネルギーにシフトし、原発に頼らない社会を目指す。

原田謙介(立民・新)

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 福島の原発事故は永久に人が住めない地域をつくってしまった。事故が起きれば取り返しのつかない事態となる原発はゼロにし地域活性化にもつながる再生可能エネルギー中心の新しいエネルギー政策の確立を急ぐべきだ。

越智寛之(諸派・新)

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 原子力についての研究は必要です。ただ電気を発電するような安価な利用は避けるべきです。核のゴミは現在再処理のめどが立っていません。何万年の地層処理など100年生きるのがやっとの人間には不可能です。

(2019年07月11日 17時03分 更新)

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