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犬保護NPO代表が書類送検謝罪 神石高原町と連携協定で会見

包括連携協定の締結式で会見する大西代表理事
包括連携協定の締結式で会見する大西代表理事
 広島県神石高原町のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、近田)と同町は10日、地域活性化に向け包括連携協定を結んだ。町役場であった締結式で、同法人の大西健丞代表理事は犬の保護活動を巡り、同法人などが動物愛護法違反容疑で書類送検されたことなどに対し、「多方面に心配を掛けていることを大変申し訳なく思う」と謝罪した。

 大西代表理事は容疑について「検察の判断を待ちたい」としながらも、「我々も完璧ではなく失敗を見つけては補強、改善している。今後は心配を掛けることはほぼないのではないかと思っている」と組織改革を進めていることを強調した。

 同法人は県内の「犬殺処分ゼロ」を掲げて2016年度から活動を始めたが受け入れ数が千頭を超え、体制面での脆弱さが指摘されるようになっていた。昨年11月には保護した犬に予防接種を受けさせなかったなどとして狂犬病予防法違反容疑、今年6月には犬を過密な環境で飼育し2匹を死なせたとして動物愛護法違反容疑で代表らが書類送検された。

 式に出席した入江嘉則町長は「書類送検は過去の事案に対するもの。県も(犬の)譲渡を行っており、町も問題ないという認識」と述べた。協定には災害時の支援や医療・福祉の課題解決、動物保護で両者が協力することなどが盛り込まれた。

(2019年07月10日 20時40分 更新)

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