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【ファジ】来場手段考えるきっかけに 大学院生がサポーターらの声発信

選手にインタビュー取材する平井さん(右)=岡山市・政田サッカー場
選手にインタビュー取材する平井さん(右)=岡山市・政田サッカー場
 「徒歩や自転車なら渋滞を気にしなくていい」「ファジロードにあるお店をSNSでアピールして」-。サッカーJ2ファジアーノ岡山のホーム戦開催時、スタジアムへの交通手段を車から徒歩や公共交通に変えることを促す「ファジウォーカープロジェクト」に今年から加わった大学院生が情報発信に奮闘中です。新たに写真共有アプリ「インスタグラム」を始め、選手やサポーターらの声を届けています。「何となく選んでいる交通手段を考えてもらうきっかけを作りたい」と意気込んでいます。

 取り組むのは、岡山大大学院環境生命科学研究科1年の平井紗夜子さん(23)。同プロジェクト実行委員長の氏原岳人・同大学院准教授の研究室で交通計画を専攻しています。「心理学の分野にも興味があり、どうすれば車以外で来場してもらえるか研究したい」と参加。2年目の昨年は移動手段を変えた人やプロジェクトの認知度が低下したことから、自ら取材した生の声を届けることで、関心を高めてもらおうとしています。
ファジウォーカープロジェクトのインスタグラムのトップ画面
ファジウォーカープロジェクトのインスタグラムのトップ画面

 5月下旬に開設したインスタグラム(https://www.instagram.com/fagiwalker/)では、岡山駅からシティライトスタジアムを結ぶ通称「ファジロード」を歩くサポーターに、徒歩やバス移動の良さを聞く「今日のファジウォーカーさん」や、試合の行き帰りに立ち寄りやすい店舗紹介を投稿しています。

 選手にはスタジアムに向かうバスから見えるサポーターの姿の感想などを聞きました。「ウキウキしながら向かう人たちを見ると、自分も頑張らなきゃと思う」(一森純選手)、「ユニホームを着て歩いてもらって、全く知らない人にも宣伝してほしい」(仲間隼斗選手)、「通る場所に工夫が必要なので、選手も協力して盛り上げたい」(椎名一馬選手)など熱いメッセージを写真と一緒に取り上げました。

 インスタグラムのフォロワーは当面2千が目標。平井さんは「『バス停で待っている時に家族とゆっくり話ができる』と語る子どもたちもいて、私自身もいろいろな発見があった。今後はフォトコンテストなど参加型の企画も展開したい」と話しています。

 同プロジェクトはホームゲーム時の周辺道路の渋滞緩和を図るため、2016年7月にファジアーノ岡山スポーツクラブ、岡山大、国土交通省岡山国道事務所が立ち上げました。今季は8、9月のホームゲーム時に啓発活動を行い、10月には交通量やアンケート調査を行う予定。フェイスブック(https://www.facebook.com/fagiwalker/)とツイッター(https://twitter.com/fagiwalker)でも情報発信しています。

「歩いて行きたくなる」標語募集


 同プロジェクト実行委は、シティライトスタジアムに歩いて行きたくなるような標語を募っています。採用作品は8月以降のホームゲーム前日と当日に岡山市内の国道情報板11カ所に表示します。

 全角27文字以内。「ファジウォーカープロジェクト」のホームページにある専用フォームで応募するか、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムにハッシュタグ「#fagiwalker」か「#ファジウォーカー」をつけて投稿する。19日締め切り。

(2019年07月10日 11時34分 更新)

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