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ブッポウソウ 子育て真っ最中 吉備中央で繁殖、青緑の翼鮮やか

餌を運ぶブッポウソウの親鳥。木の幹で作った巣箱ではひなが待つ=岡山県吉備中央町下土井
餌を運ぶブッポウソウの親鳥。木の幹で作った巣箱ではひなが待つ=岡山県吉備中央町下土井
 希少な渡り鳥「ブッポウソウ」が国内有数の繁殖地・岡山県吉備中央町で子育ての真っ最中。鮮やかな青緑色の翼を羽ばたかせ、昆虫などの餌を巣箱のひなに次々と届けている。

 環境省レッドリストで絶滅危惧1B類に指定され、体長約30センチ。同町では、日本野鳥の会県支部や住民団体・ブッポウソウ吉備中央町会などが電柱への巣箱掛けをはじめとした保護活動を進め、例年400羽以上が飛来するという。

 今年は5月上旬から姿を見せ、卵は6月下旬にふ化した。時折ひなが巣箱から顔をのぞかせる中、親鳥がかいがいしく山あいを飛び回り、トンボやサワガニを捕まえている。

 月内に巣立ち、9月ごろ越冬のため東南アジアへ旅立つ。吉備中央町会の中山良二事務局長(75)は「今の時季は警戒心が特に強い。巣箱から50メートル以上離れて見守って」と呼び掛ける。

(2019年07月09日 23時08分 更新)

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