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認知症「かかりつけ医」制度開始 岡山市、早期診断で適切治療へ

認知症「かかりつけ医」制度開始 岡山市、早期診断で適切治療へ
 岡山市は、認知症を早期に診断して適切な治療や介護を受けられるようにする「認知症かかりつけ医制度」を始めた。症状が疑われる高齢者や家族からの相談に応じ、初期段階から症状が重くならないよう専門職がチームを組んでサポートする。

 認知症の専門医や、国の研修を修了した認知症サポート医を市が「かかりつけ医」としてあらかじめ登録。地域包括支援センターの看護師や社会福祉士らが疑いがある人から相談を受け、かかりつけ医を紹介する。

 かかりつけ医は227人(5日現在)おり、症状を遅らせるための治療などを担う。市内16カ所にある同センターは、診断内容に応じて介護保険の申請を代行したり、認知症カフェ、サロンといった地域活動を紹介したりする。

 市内の認知症高齢者は、市の推計で2万3千人(2017年10月時点)いる。25年には約1・5倍の3万4千人に増えると見込まれる。初期段階のサポートを手厚くし、本人や家族の負担を軽減する狙い。かかりつけ医は市のホームページで確認できる。

 市高齢者福祉課は「適切なケアで認知症の進行は遅らせられる。疑いや不安のある人は、最寄りの地域包括支援センターにまず相談してほしい」としている。

(2019年07月10日 09時09分 更新)

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