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「赤磐の味」詰まったパン販売 矢部さん、毎週木曜に営業

自宅の離れに設けたパン店で接客する矢部さん(左)
自宅の離れに設けたパン店で接客する矢部さん(左)
 赤磐市河田原の民家に、小さなパン店がオープンした。自家栽培したイチゴから採取した天然酵母を使うなど、地元食材にこだわった商品を販売。毎週木曜だけ、週1回の営業ながら「素朴で優しい味」と地元住民らの評判を呼んでいる。

 店長の矢部麻希子さん(40)が、自宅の敷地内にあったログハウス風の離れ(木造平屋約12平方メートル)に開設。売りは、イチゴの甘い風味が特長の天然酵母。岡山県産小麦粉や米粉で練った生地に、市特産の黒豆を混ぜ込むなど、地場産品を生かしたパンや焼き菓子などが並ぶ。商品は全てが手作りだ。

 矢部さんはかつて、子どもたちに郷土の食文化などを教える和気町の「ふるさと教員」として、同町内の小学校で勤務。趣味のパン作りを通じ、地元の農産品の魅力をPRしようと起業を決めた。昨年9、10月に開かれた「創業塾」(赤磐商工会主催)で経営の知識を学び、今年6月中旬に開店した。

 店名は矢部さんの名前にちなんだ「まきストーブ」。メニューは、カンパーニュ(230円)、黒豆のチーズフランス(同)、米粉のチーズケーキ(200円)など十数種類。旬の野菜や果物を盛り込んだ総菜パンといった目玉商品も用意するという。

 矢部さんは「赤磐には、おいしい食材がたくさんあることが少しでも伝えられたら。また来たいと思ってもらえる店にしたい」と話している。

 営業は木曜午前11時から。売り切れ次第終了する。

(2019年07月08日 10時04分 更新)

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