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玉野シーバス 荘内地区へ延長 通学児童増に対応

深山公園を出発するシーバス。9月からは1部で荘内方面へも路線が延びる予定
深山公園を出発するシーバス。9月からは1部で荘内方面へも路線が延びる予定
玉野シーバス 荘内地区へ延長 通学児童増に対応
 玉野市はコミュニティーバス「シーバス」の路線を一部見直し、深山―すこやか線1便を荘内地区に延長する。荘内小のバス通学児童の増加に対応し、スクールバスとしての役割を担う。また土日祝日は現在の2路線を1路線に集約して効率化を図る。25日の市議会総務文教委員会で見直し案を明らかにした。

 荘内小では遠距離の東紅陽台、東高崎から通う児童は路線バスを使っているが、児童が増えて4月からは10~15人が座席に座れない状況が続き、急停車時に立っている児童が車内で転倒するなどの事故が懸念されていた。

 見直し案は、深山公園行きの始発便を延長運転。午前8時すぎから東高崎、東紅陽台1丁目、東紅陽台2丁目の3カ所で児童を乗せ、荘内小学校(北体育館)まで送り届けて同29分に深山公園に戻る。児童の登校に間に合わせるため、すこやかセンター発車を現在より30分早い午前7時半とし、国道430号を通る経路に変更する。

 また、土日祝日は「深山―すこやか線」「東児―すこやか線」の2路線各4往復を「東児―深山―すこやか線」の1路線6往復に集約する。岡山赤十字病院玉野分院、総合福祉センター、玉野商工高など休日の利用が少ない施設への立ち寄りをなくす代わり、東児市民センターと深山公園では便数が増え、乗り換えもなくなる。

 委員からは荘内地区への延長について「一般の乗客も扱うのか」「従来の始発便利用者はどうする」などの質問があった。市側は児童の安全を確保するための実証実験だとして「ニーズがあれば一般の方も利用できるようにしたい」と柔軟に対応する考えを示した。

 市地域公共交通会議を経て、2学期が始まる9月からの実施を目指す。シーバス全体の在り方は、21年に次期地域公共交通網形成計画を策定するのに合わせ、抜本的に見直す予定。

(2019年06月26日 10時36分 更新)

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