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岡山で外国人「特定技能」試験 外食分野に59人受験、県内初

外食業分野の技能試験を受けるため試験会場に入る外国人=岡山市北区中山下
外食業分野の技能試験を受けるため試験会場に入る外国人=岡山市北区中山下
 外国人労働者の受け入れ拡大に伴って新たに創設された在留資格「特定技能」のうち、外食業分野の第2回技能試験が24日、岡山市内であった。業界団体でつくる外国人食品産業技能評価機構(東京)が4月、東京と大阪で第1回を実施したが、申し込みが殺到し、今回は岡山を含む全国7都市を会場(定員約2千人)とした。特定技能の試験が県内で行われたのは初めて。

 試験は岡山市北区中山下のビルであり、定員126人に対しベトナム、台湾、ネパールなどの男女59人が受験。沖縄や愛知など県外からの受験者もいた。問題は45問で3択のマークシート方式。受験者によると、食品の衛生管理や接客などの知識を問う問題が出題されたという。

 岡山市内の日本語学校に通うベトナム人の女性(20)は「アルバイト先の飲食店で店長と勉強したので簡単だった」と強調。7月には技能試験とともに資格取得に必要な日本語能力試験を受ける予定で「岡山は街もきれいで交通も便利。試験に合格してここで働きたい」と話した。

 第2回試験は27、28日を含めた3日間、各都市で順次行われ、この日は札幌、仙台でも実施。27日に東京と大阪、名古屋、28日は東京と名古屋、福岡で行う。合否の連絡は7月中旬~下旬の予定。

 農林水産省によると、外食業で働く外国人は約14万人。特定技能では今後5年間で最大約5万3千人の受け入れを見込む。4月の第1回試験には460人が受験し、347人が合格した。

(2019年06月24日 21時15分 更新)

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