山陽新聞デジタル|さんデジ

悲惨な沖縄戦、創作劇で胸に刻む 「慰霊の日」美作大県人会演じる

ガマの中で起きた悲劇を熱演する沖縄県人会の学生
ガマの中で起きた悲劇を熱演する沖縄県人会の学生
 沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」の23日、美作大・短期大学部(津山市北園町)の沖縄県人会学生有志が、創作劇「時をこえ」を同大で上演した。市民ら約450人が訪れ、戦争の悲惨さと命の大切さを胸に刻み、平和への思いを新たにした。

 修学旅行で沖縄県の海や国際通りを楽しんだ津山市の高校生が沖縄戦について学び、慰霊の気持ちを抱くストーリーで、1、2年生44人が熱演した。

 日本兵に誤って射殺された女学生、ガマ(洞窟)の中で日本兵に殺された住民、その状況にいたたまれず上官を殺して自殺する兵士、集団自決を促されて思いとどまるも爆撃で命を落とす「ひめゆり学徒隊」…。戦争が招いた悲劇の数々が描かれ、市民らは時に涙を浮かべて見入っていた。

 津山市立小5年の女子児童(10)は「爆撃は怖く、両親を亡くした子どもはかわいそう。沖縄戦や平和のことを勉強したいと思う」と話した。

 劇は沖縄戦について知ってもらおうと、2013年からタイトルを引き継ぎつつ内容を変えて毎年上演している。

(2019年06月23日 22時23分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ