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詐欺電話「撃退」へ県警が隊結成 寸劇で手口や対策紹介し注意喚起

詐欺の被害者役として、寸劇で不審な電話に応じる隊員(左)
詐欺の被害者役として、寸劇で不審な電話に応じる隊員(左)
 岡山県警は、固定電話を介する特殊詐欺の撲滅に向け、寸劇などで対策を啓発する「撃退電話広め隊」を結成した。警察官らをかたって現金を詐取する手口が相次ぐ中、具体的に事例を紹介して注意を呼び掛ける。県や県警などが展開している特殊詐欺被害防止キャンペーンの一環。

 県内では「犯罪に巻き込まれた」「キャッシュカードを調べるので渡して」といった不審な電話や詐欺被害が続いており、県警生活安全企画課が隊結成を計画。隊員は同課員3人で、警察署のイベントや地域の会合などに出向いて活動する。

 19日は岡山西署で同署協議会メンバーに寸劇を披露。金融庁職員をかたる犯人や被害者の高齢者を演じ、言葉巧みに口座情報やカードの暗証番号を聞き出す手口を説明した。被害者役を体験した栢谷町内会の大森茂会長(68)は「巧みなやり口で用心が必要。町内でも周知したい」と話した。

 同隊は、相手に会話を録音することを知らせる防犯機能付き電話や、留守番機能で安全を確認できた相手だけに電話を掛け直すといった対策も紹介。同課は「手口や対策を周知し、被害防止につなげたい」としている。

 問い合わせは同課(086―234―0110)。

(2019年06月19日 23時03分 更新)

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