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勝央・下町川でササユリが見頃に 白く華やかに咲き芳香漂う

華やかな白い花を咲かせるササユリ。左は保護に取り組んできた竹内さん
華やかな白い花を咲かせるササユリ。左は保護に取り組んできた竹内さん
 岡山県勝央町下町川でササユリが見頃を迎えている。地区住民が地道な保護活動を続けて約15年。その思いに応えるかのように真っ白で華やかな花を咲かせ、芳香を漂わせている。

 ササユリは繁殖力が弱いためもともと希少な上、近年は里山の下草刈りなどが行われなくなって、各地で生息環境が悪化しているとされる。岡山市の半田山植物園は「県北の山地でも自生地は少なく、まれにしか見られない」とする。

 下町川地区では、自生地が下町川公会堂近くにあり、竹内真介さん(80)が中心となって保護活動を継続。種を発芽させて山裾の自生地一帯に植えて株を増やしたり、下草を刈り取ったりして環境を整えている。今年は5日ごろから順次咲き始めた。20日ごろまで見られるという。

 竹内さんは住民グループ・下町川ササユリの会の代表。発芽から花をつけるまで5年以上かかるというが、根気強く育てる。「好きだから続けられる。まだまだ頑張りますよ。ぼちぼちですがね」と笑顔を見せて話す。

(2019年06月18日 17時56分 更新)

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