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がん征圧のポスターで全国最優秀 岡山南高の森上さん、高校生初

最優秀賞に輝いた作品と森上さん
最優秀賞に輝いた作品と森上さん
 全国の大学生や高校生を対象にした日本対がん協会(東京)の「第7回がん征圧ポスターデザインコンテスト」で、岡山南高情報処理科3年森上早雲(さくも)さん(17)が最優秀賞に輝いた。同コンテストで高校生がトップになるのは初めて。全国の保健所や病院などで約5万枚が掲示される予定。

 森上さんの作品は「まだ、だいじょうぶ」の文章から「いじょう(異常)」の文字を虫眼鏡で浮かび上がらせ、「大丈夫」と自己判断せずに検診に行くことを呼び掛ける内容。パソコンを使って作成した。

 日本では2人に1人ががんになるにもかかわらず、検診に行かない人が多いと知り、自分ごとと捉えてほしいとの思いを込めた。「人の命に関わることなので軽率な言葉では駄目。硬過ぎるデザインでも見てもらえないと思い、バランスを工夫した」という。

 1~3月に募集したコンテストには、106人から115点が集まり、グラフィックデザイナーや医師ら8人が審査。森上さんの作品は「大胆な構成が印象に残り、検診を後回しにしている人の背中を押す力を感じる」と評価された。

 森上さんは「ものすごくうれしい結果。デザインは幅広い世代にメッセージを伝えることができる。将来は発信力あるデザイナーになりたい」と話している。

(2019年06月19日 13時50分 更新)

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