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精神科医ら「DPAT」活動学ぶ 岡山で研修会、災害時対応参考に

精神科医や看護師らがDPATの活動へ理解を深めた研修会
精神科医や看護師らがDPATの活動へ理解を深めた研修会
 岡山県と岡山市は16日、県内の精神科医や看護師らを対象に、大規模災害の被災地で心のケアを担う災害派遣精神医療チーム(DPAT=ディーパット)の活動を学ぶ初の研修会を県精神科医療センター(同市北区鹿田本町)で開いた。今後災害が起きた際、県内から派遣されるチームの質向上につなげる狙い。

 約85人が参加。西日本豪雨の際、甚大な被害が出た倉敷市真備町地区で、同センターなどの精神科医らで組織するDPATがどう活動したかを同センターの来住由樹院長が報告。住民の診察をはじめ、地域の保健師からの相談にも対応したことを説明した。

 同町地区のまきび病院の関係者は、DPATに事務などの後方支援でも助けられた一方、必ずしも連携が十分でなかったと振り返った。県の担当者は、県内の被災地には県内からDPATを派遣できる体制を確立していく考えを示した。

 参加した林道倫精神科神経科病院(岡山市中区浜)の佐藤修看護部総師長は「DPATや他の支援団体と円滑にやりとりできるよう、災害時の対応マニュアルを見直したい」と話した。

 県は今後も年1回のペースで研修会を開く予定。

(2019年06月17日 08時12分 更新)

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