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真備で土砂堆積の用水路など撮影 実態把握へボランティア団体

土砂が堆積して雑草が生えている水路を撮影する参加者
土砂が堆積して雑草が生えている水路を撮影する参加者
 西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区でボランティア活動をしている団体「いのりんジャパン」(岡山市)は15日、流された土砂などが堆積したままとなっている用水路や側溝の写真をインターネット上で共有し、実態把握に役立てようという取り組みを本格的にスタートさせた。行政やボランティア団体などが撤去作業を行う際に活用してもらう狙い。

 同町地区では豪雨から1年が経過しようとしている現在も、あちらこちらの側溝などに泥やごみが残されているが、倉敷市などもその全容をつかみ切れていない状況。出水期を控え、住民の間には道路冠水などの要因になりかねないとの懸念もあるという。

 取り組みは、参加者を募って撤去が行き届いていない場所をスマートフォンで写真撮影してもらい、ネット上の地図に登録して“可視化”。破損した道路や倒れそうな看板といった危険箇所も含め、写真データの登録は随時受け付ける。

 この日は同町地区内でボランティアらを集めて説明会を開き、同団体の石原靖大代表が「多くの目で情報を集め、行政などの活動をサポートしていきたい」と協力を呼び掛けた。その後、土砂が堆積して雑草が生い茂った水路などを実際に撮影して回った。

 参加者の一人で、泥水に漬かった写真洗浄のボランティア活動を続けている男性(48)=東京都=は「復旧が追いついていない部分がまだまだある。住民が安心して生活できるよう取り組みたい」と話した。

 取り組みに関する問い合わせは、いのりんジャパン(inolinjapan@gmail.com)。

(2019年06月15日 22時32分 更新)

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