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勝央で水害防止を弁財天に祈願 柴灯大護摩供 町内外200人参加

火渡りに挑戦する参加者
火渡りに挑戦する参加者
 岡山県勝央町植月中と平地区境の滝川沿いに祭られている町重要文化財の石仏・弁財天像近くで9日、自然災害が起きないよう祈願する柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)が行われた。

 住民グループ「勝央町は滝川のたまもの会」が昨年1月の文化財指定を記念して開いた。会場の採石場跡地に町内外から約200人が集い、導師と行者の計7人が取り仕切った。

 行者は水害防止のほか、無病息災や家内安全など参加者の願いを記した木札をもくもくと煙を上げる護摩壇に次々と投げ入れた。たき終えると、参加者は火渡りに臨んだ。

 弁財天像(高さ85センチ、幅47センチ)は1777(安永6)年に建てられたとされ、地域の守り神として信仰された。たまもの会代表の山田正明さん(80)は「先人は滝川の恵みに感謝しながらも水害がないよう弁財天に祈ったことだろう。こうした郷土の歴史と先人の思いを伝えていきたい」と話した。

 大護摩供は来年以降も田植え時期に合わせて行う。

(2019年06月14日 20時52分 更新)

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