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認知症啓発 旧遷喬小がオレンジに 真庭市の協議会が初ライトアップ

認知症啓発のためライトアップされた旧遷喬尋常小
認知症啓発のためライトアップされた旧遷喬尋常小
 認知症サポーター養成に携わる「真庭市認知症キャラバン・メイト連絡協議会」は、認知症の人が安心して暮らせる地域づくりへの願いを込め、国重要文化財・旧遷喬尋常小(同市鍋屋)を国の認知症対策(オレンジプラン)にちなみ、オレンジ色にライトアップしている。認知症予防の日(14日)に合わせた初の取り組み。18日まで続ける。

 旧遷喬尋常小の敷地内にある常設の照明に、オレンジ色のフィルターをかぶせて建物全体をライトアップ。午後6時に点灯され、日が落ちるにつれて色が鮮明になり、同10時まで照らす。

 市はかねて認知症対策に力を入れている。

 認知症への豊富な知識を持ちサポーター養成講座の講師を務めるキャラバン・メイトの資格を持つ市民が約400人いる。サポーターは約1万1千人おり、毎年500人ずつ増やす方針。

 認知症の人や家族らが集うカフェは市内5カ所にあり、7月には蒜山地域に開設される。認知症の人らへの傾聴ボランティアも県内の自治体でいち早く事業化した。

 同協議会の山田昌子代表(66)は「認知症は若い人を含め誰もが患う可能性がある。発症を遅らせたり予防を図るために、運動やおしゃべりなどを心掛けてほしい」と呼び掛けている。

 各種事業への問い合わせは協議会事務局の市地域包括支援センター(0867―42―1079)。

(2019年06月15日 14時24分 更新)

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