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津山高専チームが燃費記録挑む 改良マシンで15日鈴鹿大会出場

鈴鹿大会での活躍を誓うメンバー
鈴鹿大会での活躍を誓うメンバー
 津山高専(津山市沼)の内燃機関部のチームが、自作車の燃費性能を競う「Honda エコ マイレッジ チャレンジ2019」の鈴鹿大会(15日、三重県・鈴鹿サーキット)に出場する。エンジンの燃焼性能向上と軽量化を図ったマシンで表彰台を目指す。

 大会は年代・車種別の6部門があり、総合理工学科1~4年と機械工学科5年、専攻科2年の計15人が、大学や短大、高専、専門学校が対象の「グループIII部門」に出場。規定の燃料を積んだ50ccエンジン車で1周約2・2キロのコースを制限時間内に8周し、燃料の残量から1キロ当たりの走行距離を算出し、その値を競う。同部門には17チームがエントリーし、岡山県内からは同高専が唯一出場する。

 同部は、昨年の「Honda エコ マイレッジ チャレンジ」の鈴鹿大会(6月)と全国大会(9月)に出場しており、今大会ではその車両(車長260センチ、車幅79センチ、車高55センチ)を改良した。

 エンジンは4サイクルの既製品を用いるが、燃焼効率を高めるため、エンジン内のバルブを開閉させるカムシャフトのこぶを増やして6サイクルにし、燃料ガスを圧縮するピストンヘッドを自ら設計・加工した。車体パーツの軽量化も図り、カウル(風よけ)も空気抵抗が小さくなるよう設計し直した。

 昨年の鈴鹿大会では1リットル当たり179・170キロで22チーム中12位だったが、全国大会では同376・356キロで74チーム中19位と着実に性能を向上させており、今回の改良ではさらなる燃費向上が期待できるという。

 ドライバーを務める3年佐藤礼汰部長(17)は「みんなで協力して改良を重ねてきた。努力を生かせるドライビングで1リットル当たり500~600キロの燃費を実現し、表彰台に立つ3位以上を目指したい」と意気込む。

 同大会の「グループII部門」(高校生クラス)には東岡山工高(岡山市中区土田)もエントリーしている。

(2019年06月14日 15時21分 更新)

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