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テニス選手原田武一の功績知って 出身地の倉敷で特別展

原田武一の功績に伝える倉敷物語館の特別展
原田武一の功績に伝える倉敷物語館の特別展
 1924年のパリ五輪テニス男子シングルスで8強入りした倉敷市出身の名選手、原田武一(1899~1978年)の足跡をたどる特別展が同市阿知の倉敷物語館で開かれている。郷土の偉人の功績を伝える遺品に、訪れた市民らが見入っている。30日まで。

 原田はパリ五輪のほか、四大大会、国別対抗戦デビス杯などで活躍。現役引退後は県教育委員長などの要職を歴任し、62年岡山国体で聖火ランナーを務めるなど、岡山スポーツ界の礎を築いた。

 会場には、原田の生家を取得し顕彰に取り組む有限会社「くま」が保有する遺品約40点を展示。試合で着用したユニホームや海外遠征を共にしたトランクケース、米ハーバード大留学時代に取り上げられた新聞記事などが並び、来場者は足を止めてのぞき込んでいた。

 同展は2020年東京五輪・パラリンピックを控え、五輪で活躍した郷土の先人を知ってもらおうと企画。浅口市の男性(64)は「学校の先輩に五輪選手がいたと知って驚いた。後に続く若い人が出てきてほしい」と話していた。

(2019年06月13日 14時20分 更新)

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