山陽新聞デジタル|さんデジ

真庭の自動車文庫、市内全域に 7月から拡大、試験運行スタート

「自動車文庫」の試験運行で本を借りる住民=11日、真庭市蒜山西茅部、平成の森ドーム前
「自動車文庫」の試験運行で本を借りる住民=11日、真庭市蒜山西茅部、平成の森ドーム前
 真庭市教委は、車で巡回して本の貸し出しをする「自動車文庫」を7月から市内全域に広げる。3月まで蒜山、湯原地域に限定して行っていたが、ニーズを踏まえ拡大する。11日から試験運行をスタート、利用状況を見極め、ルートや運行スケジュールを決める。

 6人乗りのバンタイプの乗用車を改造。市中央図書館の職員が子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しんでもらえる約千冊を選んで収納する。天井部からはテントが張り出し、直射日光を浴びずに読書を楽しめるほか、高齢者が乗り降りしやすいよう出入り口に手すりとステップを備えている。

 試験運行は11日から26日まで。10ルートを設定し、小学校やコミュニティーハウスなど2、3カ所に20分~1時間ほど停車する。

 利用できるのは市に在住・在勤・在学する人。貸し出し期間は次の巡回日までで、1人10冊以内。

 市内には七つの図書館があるが、交通手段がないために来館できない人もいるため、運行を拡大することにした。

 市教委生涯学習課は「お年寄りから子どもまで大勢の人に活用してもらい、本に親しんでほしい」としている。

愛称考えて―採用者に図書カード

 真庭市教委は20日まで「自動車文庫」の愛称を募集している。採用者には図書カード5千円分をプレゼントする。

 市の在住・在勤・在学者が対象。市役所や中央図書館、各振興局などで配布している応募用紙に記入し、各施設に持参するか、郵送、ファクスする。採用した愛称の応募者が複数の場合は抽選で1人を決める。

 問い合わせは市教委生涯学習課(0867―42―1094)。

(2019年06月12日 17時51分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ