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岡山市が外国人相談窓口を開設 サービスや相談に多言語で対応

岡山市が本庁舎1階に開設した外国人総合相談窓口
岡山市が本庁舎1階に開設した外国人総合相談窓口
 外国人労働者の受け入れを拡大する新制度が4月に始まったのを受け、岡山市は3日、行政サービスや生活相談を一元的に担う「市外国人総合相談窓口」を本庁舎1階(北区大供)に開設した。就労から医療、教育まで幅広く受け付け、必要に応じて専門機関や支援団体を紹介する。

 転入届などの手続きをする北区役所の窓口横に設置。英語、中国語、ベトナム語が話せる相談員が常駐する。韓国やタイ、インドネシアなど14カ国語を翻訳できるタブレット端末2台も備える。

 開所時間は平日の午前9時~午後4時。専用電話(086―803―1128)を設置したほか、個室も設けた。

 開所式のあいさつで、大森雅夫市長は「手続きで来庁する外国人に窓口利用を呼び掛けるなど、効果的に支援していく」と強調。中国出身で市内在住の姜波(きょう・は)川崎医療福祉大教授は「来日したばかりのときは日本語もあまり分からず、頼る人もいない。寄り添って対応してほしい」と話した。

 市によると、市内の外国人は年々増加しており、4月末時点で1万3278人。技能実習で来岡するベトナム出身者が特に目立っており、3月末時点で3084人と2016年に比べて2・5倍に急増しているという。

 窓口開設は、改正入管難民法の施行に伴い、政府が全国100カ所に整備する一環。国の交付金を活用し、事業費は1300万円。

(2019年06月03日 22時46分 更新)

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