山陽新聞デジタル|さんデジ

消火器具盗難、防犯ブザーで自衛 奈義と美作で発覚2カ月

奈義町消防団が取り付けた防犯ブザー
奈義町消防団が取り付けた防犯ブザー
 岡山県奈義町と美作市で消火栓近くの格納ボックスから消火器具が大量に無くなった事件が発覚し2カ月がたった。被害の相次いだ同町では再発防止のため、ボックスに防犯ブザーを設置し自衛に努めている。美作署が窃盗容疑で調べており、解決につながる情報提供を求めている。

 被害は奈義町が17カ所計34点。ホースの先端に取り付ける筒先と、消火栓とホースをつなぐパイプが17個ずつで、全て真ちゅう製だった。美作市は6カ所から真ちゅう製の筒先5個とホース2本の計7点。両市町とも盗まれた器具の補充は既に終えている。

 町消防団は4月中に防犯ブザーを371の全ボックスに取り付けた。森浩之消防団長(58)は「ボックス内の器具は緊急時の命綱。ブザーが抑止力になることを期待する」と話す。市消防団は「器具は初期消火に不可欠。住民の安心安全に関わるだけに許せない犯行だ」としている。

 美作市で3月25日に発覚したのを最後に、隣接の勝央町や津山市を含めて被害は確認されていない。

(2019年06月04日 13時41分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ