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八塔寺川ダム公園の施設にカフェ 備前に移住の寺越さんオープン

営業を始めたカフェ「さとごころ」
営業を始めたカフェ「さとごころ」
八塔寺川ダム公園の市有施設
八塔寺川ダム公園の市有施設
 2018年1月から閉鎖していた八塔寺川ダム公園の備前市の市有施設(同市吉永町高田)で、カフェ「さとごころ」が営業を始めた。川崎市から移住した寺越優記雄さん(54)が厳選した豆を自家焙煎(ばいせん)したこだわりのコーヒーを提供。6月2日には地域のにぎわい創出に向けたマルシェ(市場)を開く予定で「市民が気軽に集え、交流できる場所に」と意気込んでいる。

 鉄骨平屋288平方メートルのうち、飲食スペースは130平方メートル。店内はダム湖畔が一望できる明るい雰囲気。グアテマラやペルーといった中南米のほか、パプアニューギニアなどのコーヒー豆を店内で焙煎し、紅茶やケーキ、軽食も提供。草木染めのストールや米粉クッキー、鶏の有精卵など地元住民による商品も販売している。

 6月2日の「盛り上げマルシェ」は地元住民と企画。玄関口を市場に見立て、地ビールや焼き菓子、野菜などを販売する。子どもたちによるダンスショーや絵本の読み聞かせなどもある。午前10時~午後2時。

 マルシェは年に数回開く予定で、子ども向けの「縁日」も計画する。寺越さんは「人が増えればまちが元気になる。将来的にはNPO法人を立ち上げ、地域の活性化に貢献したい」と話している。

 施設は旧吉永町が1989年に整備し、民間事業者がレストランを経営していたが、2003年に閉鎖。備前市と合併した後、09年からは別の事業者がバイキングレストランを営んだが、18年1月に閉店していた。

 寺越さんは知人の勧めで16年末、家族4人で備前市に移住し、コーヒー豆などを販売する「TOL―TEC」を設立した。市が昨年募った施設の運営事業者に応募。施設周辺の自然豊かな里山などをイメージして店名とした。営業時間は午前10時~午後6時。火、水曜と第4日曜定休。問い合わせはさとごころ(0869―93―4553)。

(2019年05月30日 16時29分 更新)

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