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山城の相方城跡でトレッキング 新市~府中 新緑と歴史ロマン浸る

相方城跡の石垣について篠原学芸員(右)の説明を聞く参加者
相方城跡の石垣について篠原学芸員(右)の説明を聞く参加者
 福山城築城400年(2022年)記念事業を新市町エリアで展開する同事業実行委員会新市部会は25日、同町と府中市にまたがる室町から戦国時代にかけての山城・相方城跡=広島県史跡=のトレッキングを行った。参加者は往時の姿を想像して歴史ロマンに浸りながら、新緑を楽しんだ。

 市内外から13人が参加。広島市郷土資料館の篠原達也主任学芸員の案内で、かつて麓から城へ登城するために使ったとされる約300メートルの道を約2時間かけて往復した。

 篠原学芸員は道中に見られる石垣について、直方体の石を長短交互に積み上げる「算木積み」で組まれていることを紹介。城が位置した山頂部では、1、2階建ての建物があったとされる研究状況を示した。

 参加者は石垣を手で触って頑強さを確かめたり、頂上からの見晴らしを楽しんだ。福山市の男性(62)は「見事な石垣や険しい道も城の防御の強さだと感じた。福山城とともに一層注目されてほしい」と話していた。

 トレッキングは同部会が新市町の歴史資源を活用した観光振興を図る目的で行った。

(2019年05月27日 19時54分 更新)

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