山陽新聞デジタル|さんデジ

悩み相談「食堂」津山にオープン 高齢者や要支援者に専門家同席

テーブルを囲んで会話を楽しむ来店者やボランティアら
テーブルを囲んで会話を楽しむ来店者やボランティアら
 幅広い世代が一緒に食事をしながら交流したり、専門家に悩み事を相談したりできる「食堂」が25日、津山市紫保井にオープンした。来年2月まで毎月1回開店し、一人暮らしの高齢者、障害や貧困などで支援が必要な人も含め、多様な人が食を通してつながる場を目指す。

 精神障害者支援のNPO法人「おかやまUFE(ウーフェ)」(岡山市北区東古松)が、飲食店「あおば食堂」のスペースを借りて開店。食材は、食品製造業やスーパー、生活困窮者への食料支援を行っているフードバンクなどから提供してもらう。

 弁護士や社会福祉士ら専門家が同席し、困り事の相談に応じる。川崎医療福祉大(倉敷市)の学生が配膳や話し相手を務める。

 初日は子ども連れや高齢者夫婦ら約30人が来店。野菜がたっぷり載った冷麺と赤飯を食べながら、スタッフらとの会話に花を咲かせた。妻と訪れた男性(84)=津山市=は「こういう場所が近くにあるのは助かる。二人でまた来たい」と話した。

 6~11月と来年1月は最終の土曜、12月は第3、来年2月は第4土曜に開店する。時間は午前11時半~午後2時。料金は大人300円(小学生以下は無料)。配膳や皿洗いを手伝えば無料になる。

 UFEによる食堂運営は昨年5月の岡山市に次いで2店目。阪井ひとみ副理事長は「ここに来れば『生活の安定につながる相談ができる』と思ってもらえる場所にしていきたい」と話す。運営に関わるボランティアも募っている。

 問い合わせはおかやまUFE(086―231―0841、月~金曜午前10時~午後3時)。

(2019年05月25日 21時17分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ