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日本遺産「石の島」を巡るツアー 笠岡・北木島の丁場では歓声も

北木石の丁場を見学するツアー参加者
北木石の丁場を見学するツアー参加者
 「石の島」として文化庁の日本遺産に認定された笠岡諸島を巡る記念ツアーが25日に開かれ、家族連れらが断崖絶壁の北木島の丁場(石切り場)などに歓声を上げた。

 NPO法人・笠岡を元気にする会(笠岡市)が企画。岡山県内外から約140人が参加し、笠岡市の住吉港をチャーター船で出発した。

 一行は、北木島で今も採石を続けている鶴田石材の丁場を見学。石工たちが長年、北木石(花こう岩)を切り出すことで形づくられた“石の渓谷”の景観に驚きの声を上げ、盛んにカメラに収めていた。ツアーに参加した笠岡市、女性(69)は「採石場はすごい迫力。日本遺産認定は市民にとって誇りで、多くの観光客に見てもらいたい」と話していた。

 高島(国指定名勝)にも立ち寄り、初代天皇とされる神武天皇が水をくんだと伝わる井戸「真奈井」などを見て回った。

 「石の島」は、笠岡市と香川県丸亀市、土庄町、小豆島町が共同申請し、今月20日に日本遺産に認定された。大坂城の石垣や日本銀行本店本館に用いられた備讃諸島の花こう岩、石切り文化にスポットを当てており、構成文化財は北木島、白石島、高島、小豆島、本島など9島の45件。

(2019年05月25日 21時32分 更新)

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