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“極小の赤”ハッチョウトンボ舞う 総社・ヒイゴ池湿地に彩り添える

湿地の植物に止まり、羽を休めるハッチョウトンボ
湿地の植物に止まり、羽を休めるハッチョウトンボ
 総社市福井のヒイゴ池湿地で、世界最小級のトンボ・ハッチョウトンボが舞い始めた。“極小の赤”がふわりと飛んだり、羽を休めたりと、湿地の水と緑に彩りを添えている。

 ハッチョウトンボは、日当たりの良い湿地に生息。体長2センチに満たず、1円玉(直径2センチ)にすっぽり隠れる。成長につれ雄は赤みを帯びる。

 湿地を管理する自然保護団体・北の吉備路保全協会によると、今年は例年よりやや遅い15日ごろに初確認。6月をピークに、8月ごろまで観測できるという。

 現在は、10匹ほどが湿性植物の葉や茎で羽を休める姿を見られる。湿地では、トキソウも淡いピンクのかれんな花をつけており、同協会解説員の萱原潤さん(66)は「湿地には貴重な植物が多い。立ち入らないようマナーを守って楽しんでほしい」と呼び掛けている。

(2019年05月24日 22時51分 更新)

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