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被害者遺族の支援を 初の勉強会 岡山で警察官や自治体職員ら

犯罪や交通事故の被害者遺族らの支援について意見を交わす参加者
犯罪や交通事故の被害者遺族らの支援について意見を交わす参加者
 犯罪や交通事故の被害者遺族らの支援をテーマに、警察官や自治体職員、支援団体のスタッフらが意見交換する初の勉強会が22日、岡山市内であり、事件や事故の具体的な事例に沿って支援の在り方を考えた。

 岡山県や県警、支援団体などでつくる「おかやま被害者支援ネットワーク」が、関係者の連携強化を図ろうと企画。近隣の住民同士による殺人事件と、小学生が犠牲になった交通死亡事故の二つのケースを取り上げ、約90人がそれぞれの立場から意見を出し合った。

 殺人事件の事例で、ある警察官は外出できない遺族に弁当の差し入れが多いことに触れ、「食生活の偏りを防ぐためにも栄養士の指導があればありがたい」と指摘。交通死亡事故では、学校関係者らから「同級生の心のケアに向け、子どもの成長段階に応じて医師を交えた長期的なサポートが必要」といった声が上がった。

 意見は、参加者が今後、それぞれの支援活動に役立てる。被害者支援サークルに所属する大学4年の男子学生(21)は「被害者支援の重要性を社会に訴えていきたい」と話した。

(2019年05月23日 10時16分 更新)

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