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高梁にお茶専門「和」のカフェ 協力隊西原さん「人つなぐ場に」

旧鮮魚店跡を改装した落ち着いたたたずまいの店内
旧鮮魚店跡を改装した落ち着いたたたずまいの店内
接客する西原さん。日本茶インストラクターの資格を持つ
接客する西原さん。日本茶インストラクターの資格を持つ
 高梁市川上町地域を拠点に活動する地域おこし協力隊の西原千織さん(42)が、川上町地頭の旧鮮魚店を1年がかりでお茶専門のカフェに改装した。解体前の空き家などから入手した建具や家具で仕立てており、和の雰囲気漂う落ち着いたたたずまいの店内が魅力。西原さんは「人をつなぎ、地域を元気にする場にしたい」と思い描く。

 旧川上町中心部で1965年ごろ開業し、20年近く前に閉店した旧宮本ストアの1階部分(約100平方メートル)で、天井や壁を焦げ茶色やオフホワイトに塗り直すなどリフォームを加えた。フロアに4人掛けのテーブル席を2組、6畳の小上がりにちゃぶ台席を3組備える。「ゆったり過ごしてほしい」との思いを込め「茶や まのび堂」と名付け、3月下旬にオープンした。

 西原さんが日本茶インストラクターの資格を持ち、カフェ開店を目指していることを所有者が知り、店舗跡を有効活用してもらおうと無償で貸し出した。昨年4月から改装に着手し、使い込まれた食器棚やちゃぶ台、障子戸は近所の解体前の空き家や知人から譲り受けた。商品棚は旧店舗にあった鮮魚陳列ケースを再利用している。

 メニューは高梁、美作市、徳島県産などの番茶や和紅茶、台湾茶各7種類(400~900円、変更あり)をはじめ、日替わりの軽食やケーキなど。映画の上映会や茶葉作りのワークショップといった催しも不定期で開いている。

 西原さんは「多くの協力で開店することができた。新しいカフェと古くからある川上町の魅力を融合させ、外部の人を呼び込みたい」と話している。

 営業は木曜の午前11時~午後5時と金、土曜の午前11時~午後8時。問い合わせは同店(080―3896―6515)。

(2019年05月22日 19時21分 更新)

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