山陽新聞デジタル|さんデジ

日本伝統工芸中国支部展が開幕 岡山会場、陶芸や染織139点

日本伝統工芸中国支部展で“今”を映した力作を楽しむ人たち
日本伝統工芸中国支部展で“今”を映した力作を楽しむ人たち
テープカットする主催者ら
テープカットする主催者ら
 「第62回日本伝統工芸中国支部展」(日本工芸会、同会中国支部、山陽新聞社主催)の岡山会場が22日、岡山市北区表町、天満屋岡山店6階葦川(いせん)会館で開幕した。中国地方に生きる美しい手業を新時代につなぐ計139点が、多くの人々を魅了している。27日まで。

 岡山、広島、鳥取、島根のエリア4県の工芸家が技や創造性を競う年に一度の公募展。会場には入賞・入選作のほか重要無形文化財保持者(人間国宝)や審査員の作品がそろい、陶芸、漆芸、金工など多様な分野を一堂に楽しめる。

 訪れたファンらは、特別賞・金重陶陽賞に輝いた菅坂安子さんの「有線七宝水指『みのり』」の大地に抱かれるような温かな表現に見とれたり、同展で初めてガラスで入賞した川辺雅規さんの「硝子(がらす)花器『MAYU』」(NHK広島放送局長賞)が醸す若々しい空気感に触れたりと、意欲作の数々をゆったりと鑑賞。

 8年前に京都府から移住してきたという夫妻=岡山市中区=は「岡山という土地をもっと知って愛したいと思い勉強に来ました。備前焼は本当に奥が深いですね」と見入っていた。

 入場無料。毎日午前11時、午後2時から列品解説がある。

(2019年05月23日 00時33分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ