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倉敷市消防局が水陸バギー導入 土砂やがれきなど災害時に対応

倉敷市消防局が導入した小型水陸両用バギー
倉敷市消防局が導入した小型水陸両用バギー
 倉敷市消防局は、大規模災害時に役立つ小型水陸両用バギーを導入した。昨年の西日本豪雨を受けて市内の企業から寄贈されたもので、同消防局は「土砂やがれきが山積した道、一般の車両が進入できない場所にも対応できる。しっかり習熟して有事に備えたい」としている。

 バギーは、東日本大震災を教訓に消防庁が全国的に導入を進めており、岡山県内では岡山市消防局に次いで2例目。全長3メートルの6人乗り(水上は4人)で八輪駆動(ガソリンエンジン)。最大30度の急斜面を登ることができるほか、水に浮いてタイヤにある深い溝でかき分け、水面を時速約5キロで進む。

 寄贈したのは、電気設備工事の旭テクノプラント(倉敷市新田)。藤森健社長が「地元企業として貢献したい」と考え、今年初めに2台を購入した。うち1台と専用運搬車を同市に贈ったほか、市と災害協定を結び、大規模災害発生時には同社保有のもう1台を貸し出す。

 バギーは倉敷消防署(同市白楽町)に配置し、高度救助隊が使用する。今後、岡山市消防局と合同訓練を行うなどして操車技術の習熟に努める。倉敷市消防局は「大規模災害に限らず林野火災などでも対応できそう。積極的に活用していきたい」としている。

(2019年05月21日 14時57分 更新)

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