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猫の絵バッグで飼い主の責任訴え 児童が描き、福山の市民団体販売

完成したバッグを見る徳永君(中央)と池内代表(右)ら
完成したバッグを見る徳永君(中央)と池内代表(右)ら
 福山市を拠点に猫の愛護活動に取り組む市民グループ「ねこみみ福山」(池内雅恵代表)は、鞆町後地の放課後等デイサービス施設「さくらんぼ」に通う児童が描いた猫の絵をプリントしたトートバッグを作った。バザーなどでの販売を通じ、命の大切さや生き物を飼うことで生まれる責任の重さなどを訴える。

 絵は、猫好きという水呑小6年徳永健人君(11)の作品。鞆町内の猫を観察して2匹の顔を描いており、大きい方はボス猫でかわいさや強さを、小さい方はけがをした猫でやせ細った様子を表しているという。

 同グループが3月に完成させた命の大切さを訴える紙芝居を作る際、同施設の児童十数人に表紙用の猫の絵を依頼したのがきっかけ。出来上がった作品がいずれも猫の美化された姿ではなく、けがをしたところなど自然な様子を表現していたためバッグにも使用することにし、同施設スタッフの向美紀さん(38)に選んでもらった徳永君の作品を採用した。

 池内代表らは4月27日に同施設を訪れ、完成したバッグ五つを寄贈した。自分の絵の入ったバッグを見た徳永君は「うれしくて心臓がドキドキ。普段から使いたい」と笑顔だった。池内代表は「大人と子どもの見る目の違いを感じた。バッグを使う人にいろいろな環境で過ごす猫がいることも考えてもらえたら」と話した。

 バッグはA4大のサイズで、価格は千円(税込み)。同グループのバザーなどで販売するほか、ホームページからメールでも受け付ける。

(2019年05月20日 19時21分 更新)

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