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岡山県立図書館入館者が過去最少 18年度、全国1位は守る見通し

岡山県立図書館入館者が過去最少 18年度、全国1位は守る見通し
 岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)は2018年度の利用状況をまとめた。入館者数は98万9077人で、年度途中に開館した初年度(04年度)を除いて過去最少となり、個人貸出冊数も141万737冊で前年度を下回った。県内の公立図書館の相次ぐオープンの影響とみられるが、いずれも都道府県立図書館の全国1位の座は守り、14年連続となる見通し。

 日本図書館協会(東京)によると18年度の全国集計は8月に発表予定だが、前年度に入館者数2位だった山梨県が約92万3千人、個人貸出冊数2位の香川県が約89万7千冊となっているほか、新たに開館した沖縄、高知と比べても岡山のトップは確実とみられる。

 入館者数は前年度比1・2%減、冊数は0・6%減でともに3年連続のダウン。一方、18年度の県内の他館での受け渡しは7万4649冊、インターネット予約は18万3677冊と、いずれも過去最多となった。

 県内では16~18年度、瀬戸内、真庭市など6カ所に図書館が整備され、県立図書館は、こうした動きが入館者数と冊数の減少につながったと分析。「他館を含めた県全体で県民が気軽に図書に親しめるような環境整備を図っていきたい」としている。

 県立図書館の入館者数の過去最少(初年度を除く)は10年度の99万8604人。冊数は05年度の107万4130冊が最も少なかった。

 18年度末の蔵書数は前年度末から4万2千冊余り増え、147万9521冊。購入費は前年度と同じ約1億円。

(2019年05月18日 08時37分 更新)

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