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倉敷・旧野崎家住宅所蔵の漆器展 気品に満ちた盆や重箱25件披露

気品に満ちた漆器が並ぶ会場
気品に満ちた漆器が並ぶ会場
 国重要文化財・旧野崎家住宅(倉敷市児島味野)が所蔵する漆器を披露する企画展「野崎家の漆器展 華麗なる漆と蒔絵(まきえ)の彩り」が、同住宅で開かれている。気品に満ちた作品の数々が来館者を楽しませている。6月23日まで。

 同住宅は製塩業で財をなした旧家で、千件を超える漆器を所蔵。2016年から、専門家による調査を進めており、江戸から大正期までの盆や重箱、椀(わん)など25件を一堂に公開することにした。

 会場の展示館には、源氏物語の場面が描かれた重箱や、中国の孝行息子24人の話を集めた「二十四孝」に基づく絵が入った食籠(じきろう)などを紹介。児島地区出身の画家・古市金峨(きんが)(1805~80年)の作品が描かれた重箱も並び、観光客らが見入っている。

 名古屋市から訪れた中学校教諭の男性(46)は「デザインがとても素晴らしい。色鮮やかな展示品もあって驚いた」と話していた。

 月曜休館。入館料は一般500円、小中学生300円(土日は高校生以下無料)。 

(2019年05月16日 10時45分 更新)

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