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あさのさん歴史小説の舞台巡って 岡山連携都市圏モデルコース完成

小説の舞台を巡るモデルコースを紹介するリーフレット
小説の舞台を巡るモデルコースを紹介するリーフレット
あさのさん歴史小説の舞台巡って 岡山連携都市圏モデルコース完成
 岡山市など13市町による「岡山連携中枢都市圏」を周遊するモデルコースが出来上がった。美作市在住の作家・あさのあつこさんが、地元の歴史を題材に執筆した短編集の舞台となった史跡や名所を巡る5コース。岡山市がリーフレットを発行し、PRしている。

 コースはいずれも短編のタイトルから名付け、車で移動する。後楽園を築いた岡山藩主・池田綱政(1638~1714年)をテーマにした1泊2日の「父と子と」は、後楽園をはじめ、池田家の菩提(ぼだい)寺・曹源寺(岡山市)や、父の光政が創設した旧閑谷学校(備前市)へ向かう。

 吉備路をメインにした日帰りの「夢の後先」は、岡山、総社市を結ぶサイクリングロードを使い、造山古墳や備中国分寺を自転車で訪ねるのもお薦めとしている。ほかに鬼ノ城(同市)を中心に温羅(うら)伝説をたどる「温羅と阿曾媛(あぞめ)」と、「石工たちの空」「海神の妻」を設定した。

 短編集は池田家を扱った「岡山藩物語」と、古代吉備の繁栄を取り上げた「吉備の風に吹かれて」の2部構成で、2017年11月に完成した。

 リーフレットには小説のあらすじとともに、各スポットの写真や目的地までの所要時間を掲載。道中、グルメも楽しんでもらおうと名物のデミカツ丼、日生カキオコ、総社ドッグを紹介する。1万部製作し、岡山市内のホテルなど26カ所で配布している。

 市プロモーション・MICE推進課は「リーフレットを手に物語の舞台を訪ね、岡山の歴史の魅力を感じてほしい」としている。

(2019年05月14日 23時25分 更新)

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