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備前市教委「論語かるた」発売へ 旧閑谷学校アピール、大会開催も

旧閑谷学校で学ばれてきた論語を題材にしたかるた
旧閑谷学校で学ばれてきた論語を題材にしたかるた
 日本最古の庶民の学校・旧閑谷学校(備前市閑谷、国特別史跡)で学ばれてきた論語を題材にした「論語かるた」が完成した。2020年の開学350年記念事業として、同市教委が作製。6月5日から販売を始めるとともに、本年度内に市内で大会を開き、学校を広くアピールする。

 全44枚。失敗に気付いたら、改めることをためらうべきではないことを教えた「過てば則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ」、学びを反復し、理解を深めることの重要性を説いた「学びて時に之(これ)を習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや」などを読み札に採用した。岡山大の森熊男名誉教授が選定。解説も盛り込んだ。

 絵札は猫などの動物をキャラクター化した親しみやすいデザイン。市地域おこし協力隊員のイラストレーター・江角明日香さんが手掛けた。製作費は閑谷学校の歴史を紹介する紙芝居と合わせ300万円で、インターネットでのクラウドファンディング型ふるさと納税で資金を募った。

 かるたは解説本(A6判96ページ)付きで1500円。1300セット作り、市内の小学校や公民館に配布したほか、市民センター(同市西片上)などで販売する予定。ふるさと納税の返礼品にも加えている。市教委は「子どもたちの生きる力や自ら考える力を育むきっかけにしてほしい」としている。

 問い合わせは市教委文化振興課(0869―64―1837)。

(2019年05月13日 22時16分 更新)

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