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豪雨復興願い矢掛で歌声喫茶 中川地区住民ら170人参加

西日本豪雨からの復興を願い、歌声を響かせる地域住民ら
西日本豪雨からの復興を願い、歌声を響かせる地域住民ら
 昨年7月の西日本豪雨で深刻な浸水被害を受けた岡山県矢掛町中川地区で11日、「宿場の歌声喫茶」が開かれた。豪雨災害からの復興を願い、地域住民ら約170人が伸びやかな歌声を響かせた。

 会場は今年3月に復旧した矢掛町本堀の中川小体育館。歌声喫茶・新宿ともしび(東京)の寺谷宏さんが進行役を務めた。備中本陣太鼓の勇壮な演奏が披露された後、参加者はピアノやアコーディオンに合わせ、「みかんの花咲く丘」「学生時代」「いつでも夢を」などの懐メロを高らかに歌い上げた。

 豪雨により自宅1階の天井付近まで浸水したという女性(72)=同町=は「中川地区以外からも多くの人が駆け付けてくれ、うれしい。少しずつでも前を向きたい」と笑顔を見せた。

 毎月第1土曜にやかげ町家交流館(同町矢掛)で歌声喫茶を開いている実行委が、中川地区の復興を後押ししようと企画。実行委員長の石山立夫さん(74)=同町=は「みんなで歌うことで元気を取り戻してほしかった。手を取り合って矢掛の復興を目指したい」と話していた。

(2019年05月13日 17時30分 更新)

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